今、住宅ローンの返済に困っている方にとって自宅を売却することは辛いことです。しかし、もっと辛いことがあります。売却しても住宅ローンの残債が残ったまま売ってしまっている方だ多いいからです。

一部大手の不動産仲介業者等は、売却依頼（自宅の査定）などを行い、大抵相場より高い金額を聞くことになります。つまり、高い金額で売れるかもしれないと営業されるのです。※実際の売れる数字から多少値引きがあるので、『高めに出しましょう』というセリフです。一瞬、売主側は、高い金額で売れるかもしれないと勘違いする人が多いのです。（事実ですよ）

1か月及びある程度の期間売り出してみて売れないことを報告した時に改めて金額を値引きする話が出るのです。その時の業者のセルフは、これだけ売り出していても売れないのは、『相場が下がっているからでしょうね？』と言いますが１・２か月で相場は動きません。つまり最初から下がった金額が本当の金額なのです。少し高めに出していて売れるものではありません。慣習的に売出価格より実際に契約されるときは、多少値引きされますが、はじめっから高い金額では、消費者（買主）側は、相場をわかって買い付けを出しているので、はじめっから高い物件に注目をしません。初めから正規の金額を出していればいいのです。売却は、売れる金額を提示するのであって、売りたい金額を提示しても今の不動産相場は動きません。（専門家ならわかっていることなのです）

本題に戻ります、売りたい金額の提示で喜んでいると売れる金額まで下げられて売るとき、住宅ローンの金額を返しきれない金額で買い付けが入ります。つまり、売却するために追い銭（お金を足して）売却するのです。そして終いには、仲介手数料の支払いのために借金をして売却している、ケースがあります。これっていいように仲介業者にはめられているのですよ。

仲介業者は（弊社も同業ですが）売れてしまえば、いいのです。売主の収益はあまり考えて、売却活動している会社は少ないです。売れる値段で動くからです（売りたい値段でない）。

収支計画考えましょう！！！