任意売却救急センターの斉藤です。

みなさん、談合ってご存知ですか？

そう。あの政治とかでよく話題にされるものです。

今回は任意売却業界での、談合のお話。

競売代行

みなさんは、任意売却を行う業者がお客さんに紹介をしていく方法として何があると思いますか？

今見て頂いている様なHP？はたまた、ダイレクトメール？お金のかかる、CM？

でも、どんな業種でも一番身近、そして最も基本的なものはなんでしょうか？

そう。

営業訪問です。

営業と聞くと、嫌なイメージありませんか？ましてや、これから競売になるっていうところに来るわけですから。

かくいう私たちも営業訪問をしています。もちろん、訪問するとうとまれることもしばしば。

でも、逆もまたしかりで

「困っている所にちょうど任意売却というものを紹介してくれる人が来てくれた。」

と思う方もいらっしゃいます。

ですから、やらない訳にはいかないんです。もし、知らないまま競売になってしまった方が大変ですからね。

買い戻し

でも、この競売になる情報ってどこから聞くと思いますか？

それは、裁判所なんです。

裁判所では毎週の様に競売の手続きに入った人の情報を公示しています。

そして、それを我先にと業者が閲覧する訳です。

裁判所では整理券配る様なことはしませんので、業者同士でうまくやってね。となるんですが、

実際はある業者が順番表を貼ってそこに他業者が記入していきます。

しかし、その順番表がクセモノ。

ある業者というのは談合の様にグループを組んで先着を守っているんですね。

他の業者が先に記入をしても、勝手にすり替えるんです(笑)

そこまでして、先に訪問したいのかな？とも思うんですが

よくよく考えてみると「そこまでしたいのも分かる」

なぜなら、１番目にみなさんへ訪問した人が業者だと分かると、２番目に訪問した人はもうドアも開けてもらえないんですね。

だから、そこまでしても１番に閲覧したい。

だから、談合する。

政治の世界だけでなく、任意売却の世界にもあるんですね。

談合